Jun 26, 2011

Sound Design of Cloverfield:クローバーフィールドのサウンドデザイン



今回はクローバーフィールドのサウンドデザインについてのショートインタビュー。

DESIGNING SOUNDの元記事はこちら
Exclusive Interview with Anna Behlmer, Re-recording Mixer on “Cloverfield”
Re-recording MixerのAnna Behlmerさん。

以下自身による記事翻訳
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Designing Sound:カメラに内蔵されたマイクで音を拾ったようなフィルターをかけた?
Anna Behlmer:我々はフィルタリング効果を多く使わなかった。激しさや勢いが失われる事を望んではいない。ダイアログ(台詞)はより多くのフィルターをかけ、いくつか空間的に興味深い内容を行っている。フルレンジ、ダイアログ処理の効果によって、観客にカメラの後ろにいるような感覚を与えると思う。

DS:映画の中で撮っていたカメラやテープ関係のサウンドエフェクトが多くあるようだが?
AB:我々はやり過ぎる事はしなかった。カメラの音を使う事が出来たので、多くの(選択)範囲があった。カメラが地面に落ちた時には、意図的なカメラの動きとして、それを使用することになった。カメラ効果の中には、カメラで録った生々しいリアルな感覚を与えるものもある。

DS:"Cloverfield"と"War of the Worlds(宇宙戦争)"でのミキシング経験、両方大きな"何か"が街に攻撃を加えるという作品だが共通点は?
AB:共通点はあった。私は"War of the Worlds(宇宙戦争)"で行ったように、"Cloverfield"にも実際似たようなローエンドを強める処理を使った。どちらの映画でも、素晴らしいサウンドの機会を得ることが出来た。どちらもミックスするのは、非常にやりがいがあり、楽しかった。

DS:"Cloverfield"は画期的なジャンル映画と評されいる。クリーチャーのサウンドデザインにおいて何が賞賛を助けた理由だと思うか?
AB:クリーチャーボーカルはWill Filesによって制作された。彼はクリーチャーに個性を与える為には労を惜しまなかった。ボーカルは生物の感情を表現し、劇中でのリアルなキャラクターにさせるのだ。

DS:"No Country for Old Men(ノーカントリー)"のように、"Cloverfield"のサウンドエフェクトは、感情の矛先、スコア(付帯音楽)のない、物語の話す中でのテーマの聴覚責任を与えている。(つまりサウンドエフェクトは登場人物の感情や音楽のない中での物語の手助けをする)この手助けはあなたの仕事を助けた?もしくは妨げたのか?
AB:間違いなく助けた。大きなスコアと同様に大規模なアクション映画のミックスは非常に難しい。多くの場合、サウンドエフェクトが妥協する事になる。"Cloverfield"の場合は妥協する事はなく、それは非常にさわやかな経験だった。

DS:あなたが最初にやった仕事は?
AB:私はフィルムの荷積み(or フィルム交換)の下っ端から始めた。仕事には貴重品保管の中の35ミリフィルムのストックをクリーニングする事も含まれていた。
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[ Links ]
Exclusive Interview with Anna Behlmer, Re-recording Mixer on “Cloverfield”
Anna Behlmer
Will Files

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